◼︎祭り。
今年も澄んだ青空の祭り日和。
3ヵ月くらい前から祭りを楽しみにしていた福にとって最高のお天気。
「福ちゃん、太鼓たたくのー」と家で練習していた甲斐もあって、初めてキリコの上に乗って、鐘と太鼓を叩いた。
特に太鼓の魅力に取り憑かれたようで、祭り間中「太鼓たたくのー」とキリコに乗りたがっていた。
祭り好きの夫、祖父の遺伝子はこんなにも受け継がれている…
祭りの最中、ご近所の玄関に置いてあったミニチュアキリコをもらった。
そこからは、その小さなキリコを担いで「さっかさい!でんこでん!」と一緒に練り歩いていた。
普段はオモチャなんてすぐに飽きてしまうけど、家に帰ってきてからもそのミニキリコだけは大切にしていて時々担いだり、愛おしそうに眺めたりしている。笑
◇ただいま2歳10ヵ月
◼︎ランナー。
秋空の下、福とのデートを楽しむ…
つもりでお出かけするのだけど、今の福はとにかく走る!走る!走る!
何とか早歩きでついていけるが、今後のスピードアップを想像すると、体力を付けておかなくては…
◇ただいま2歳10ヶ月
◼︎大っきくなっちゃった。
最近の福はよく食べる。
前はあまり食べなかった野菜も「ほら〜ママ〜お野菜ぱれたよ!」と自慢してくる。
そして食べている最中に「ほら、見てママ。福ちゃん大っきくなったよ」と、胸を張って目を見開いて笑わせてくるのが恒例となっている。
今日は保育園の「手作りお弁当」の日だった。月に一度親が作ったお弁当を園で食べるのだ。
子供たちはみんなこの日が楽しみらしい。
福も嬉しそうにお弁当を持って行った。
先生に「ママ作ってくれたの!」と私が気合を入れて作ったカラフルゼリーを「きれいでしょ〜!」と喜んで食べていたようだ。
作った甲斐があった。
「ママ、いっぱい食べたらビックリするかな〜?」と先生に話していたそうで、「きっと嬉しいと思うよ!」と先生が話すと「うん!」と笑っていたらしい。
可愛すぎる。
家に帰って来たら真っ先にお弁当を開けろと催促する福。空っぽになったお弁当箱を二人で開いた。
おそらく福が予想しているであろう母の喜びリアクションを超えるように全力で嬉しさを伝えておいた。
◇ただいま2歳10ヶ月
◼︎やっぱり几帳面?
福はどこか「丁寧」である。
空いている扉は片っ端から閉める。
靴を脱いだら必ず足の裏を払う。時には指の間までひとつずつ払っている。
食事中に手が汚れたら半泣きで手を拭いてくれと私に頼む。「汚れてても大丈夫だよ、最後に拭くから」と言っても気になるようで1回の食事で何度も拭いてやることになる。
洋服のボタンは全部閉めたがる。
洋服の裾や袖が上がっていると必ず下までさげ直す。人がまくっているのも気になるようで、人のも下までさげたがる。
そして何か行動する前には「お伺い」されることが多い。
例えば私の携帯を触りたい時は「コレ、触ってもいいかい?」と聞いたり、ごはんを準備していると「コレ、ぱれても(食べても)いいかい?」と聞いたり、外で虫を見つけたら「コレ、捕まえてもいいかい?」となどと聞いてくる。
福なりにこれは聞いた方が良さそうだな、と判断した時は私に聞いて必ず答えに従ってくれる。
自分が想像していた男の子像より「丁寧」なのだ。
ま、今だけかもしれないけど。
↓おさるのジョージの新作に夢中な福。
◇ただいま2歳10ヶ月
◼︎先生モード。
私に何か教えてくれる時はこのポーズになる。
「お水は…川がずっと行って海になるね〜!」
そしてギャラリーが多いほど燃えるようで大きな声で何度も説明してくれる。
「川はずっと…海になるね〜!」
微妙に端折ってしまう説明と丁寧な指差しが可笑しい。
◇ただいま2歳10ヶ月
◼︎秋の気配。
夏が終わって気持ちの良い今の季節。
福との外出も増える。
食べたり、拾ったりと立ち止まっている時以外は基本ダッシュ。
どこまでもどこまでも走っていく。
手をグーにして走る姿がたまらない。
◇ただいま2歳10ヶ月
◼︎ループ。
福のリュックに付けていた車のオモチャが取れて、保育園の駐車場に落ちていたらしい。
誰かが拾って先生に届けてくれていた。
傷が着いた車のオモチャを見て「車、事故しちゃったの〜?」と聞かれたから「落ちてたんだって」と教えた。
すると
福「どこに〜?」
母「保育園の駐車場だよ」
福「何で〜?」
母「リュックから取れちゃってたんだね」
福「何で〜?」
母「何でだろうね〜。誰かが拾って届けてくれたんだって」
福「落ちちゃってたの?どこに〜?」
母「…保育園の駐車場」
福「何で〜?」
母「…リュックから取れて」
福「何で〜?」
母「…何でかね。誰かが拾って届けてくれて」
福「落ちちゃってたの?どこに〜?」
って保育園の帰りの車でひたすら繰り返したこの会話。
確信犯のような気がしてならない。
◇ただいま2歳10ヶ月