◼️行きつけの耳鼻科。
耳鼻科の先生は強面なおじいさん。
子供を子供扱いしないし、あまり喋らない、笑わない。
治療の時は単語で福に指示を出す。
先生「はい、そこ座れ」
福「…」
先生「はい、耳見るぞ」
福「…こわい〜」
先生「こわない。何もいたない」
福「…ふぇ〜ん」
先生「はい、反対向け」
福「…」
終始こんな感じで治療が進んでいく。
文字にするとものすごく冷たい先生みたいだけど(笑)愛は感じるし、処置は早くて的確だから信頼している。
今日は中耳炎の治り具合を確認してもらった。
先生「耳、痛くないか」
福「いたくない」
先生「よし。なら耳見るぞ」
福「うん」
先生「耳、聞こえとるか」
福「きこえる」
先生「最後、鼻見るぞ」
福「うん」
先生「よし。鼻フーン!せい」
福「フン!」
先生「よし。もっと強くフーン!せい」
福「フーーーン!」
先生「よし。」
その拍子に鼻血も出た。
先生がその鼻血を福に見せると
福「はなに、こうして、ちっちゃくして、ティッシュつめればいいよ」
先生「はは!笑」
やった!あの先生をついに笑わせた。笑
その後も二人のちゃんと噛み合う会話が続き、先生ご満悦で今日の治療は終わった。
先生から「何でも言うことわかるな」とお褒めの言葉もいただきました。
目尻が下がる先生を見られて私もご満悦。
◇ただいま3歳6ヶ月