■はじめてのおつかい。

「ぼく、おつかいしたい!」と言い出した。

 

内心“おぉ!ついに”とドキドキしながら、

「じゃあ、コンビニ行ってきてくれる?」とお願いした。

いつも二人で散歩する1キロくらいの場所だ。

 

「うん、行ってくる!」と勢いは上々。笑

 

500円を渡して福のおやつを買っておいでって伝えると、

「う〜ん、どうしよっかな〜、、、じゃあ、イカにする!」って買うものが決まった。

 

小学一年生の年でみんなは一人で登下校している道なんだけど、福にとっては初挑戦。

 

少し緊張している。笑

 

母も倍緊張した。笑

 

家の外まで見送ったふりして、こそこそ後をつけた。

 

しかし7歳児。

すぐに走る。

母、全然追いつけない。

見失う。

 

 

途中で心配になりすぎてオットに電話。

「追いかけてたけど見失って、一人でコンビニ向かっちゃってる〜(汗)」と伝えると

「大丈夫だよ、ちゃんと交通ルールを自分で守れるよ」と励まされ、少し落ち着くわたし。

 

 

本当は居ても立っても居られないけど、

こうなったら家で待ってるしかない。

 

家の外の駐車場で身を隠して福の帰りを待つ。

 

 

 

 

数分後。

 

 

 

家に向かう坂道から「くみちゃーーーん!」と呼んでいる声が聞こえた。 

外で私が待っていると疑わない愛。

これだけですでに泣きそうなわたし。

 

 

うれし涙を堪えて「福ーーー♪」と姿を見せて手を振った。

 

満足げにこちらに向かって来る。

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「おかえり!」とギュッてしたら

買ってきたイカとレシートを見せてくれた。

 

「おつり、もらってきたよ」と道に小銭を並べて教えてくれる。笑

 

すごいねーーー!って喜んでいると

コンビニの中で2回お金を落としてあせったこと、

店員さんにおつかいを褒められたこと、

を話してくれた。

 

(店員さん、ありがとう!)

 

 

こんな幸せな瞬間をいつも見られる母の仕事って悪くない♡

 

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◇ただいま7歳